手術その② ※骨盤粉砕骨折編
大腿骨頭は寛骨臼を突き抜け
腸骨と恥骨は分断され
腸骨は砕け散り、坐骨も原型を留めていない…
出血量もハンパなく、膝あたりまで内出血ができていました。
「外傷があったら、血液垂れ流しで出血多量で死んでましたね。はい。」と…
医師にかる~く告げられましたwww
さて…
手術は10時間超にも及んだようで。。。(先生お疲れ様でした!)
太い動脈と大腿神経が通っている場所で
こいつらを、よいしょとよいしょと避けては骨をまとめて…
また避けてはボルトを止めて…
動脈に傷がついて出血多量で放射線技師さんに命を繋いでもらったり
大量に輸血されたり…
すげー太くて長~いボルトは2本
金属プレートは、腸骨の上から恥骨結合部分まで長いのが1枚
砕け散った寛骨臼を纏めるかのようなプレートが1枚
これらを止めるボルトが無数にあり。。。
その他、ヒビ程度・骨折してても比較的症状が軽い部分は無視www
レントゲン写真で確認できました。
今になって、理学療法士と話しをしてますが
将来、動きの制限が出ないように固定されているようで。
要は、関節同志を繋いでないんです。
リスクのある手術みたいですけど。強度の問題で。
まー。手術直後はそんな事考える余裕などなく
すぐに目を覚まされて病棟に戻りましたが………
とにかく痛い!
痛みで何回ナースコールを夜中に押した事か…
看護師さんを呼ぶと、1プッシュだけモルヒネを投与してくれました。
もはや意味ないけどwww
けど、藁にもすがる思い!何回もモルヒネを懇願!
看護師「ダメダメ。さっき打ったばかりだから、また5分後ね。」
もちろん、その夜は一睡もできるわけでもなく
朝には声が擦れていた…叫びすぎて。。。
体に残った傷は30cmくらいでしょうか。
脇腹から恥骨の部分までズバッと!
胸の傷も20cmくらいかな。。。
みぞおちあたりからへその下あたりまでズバッと!
腕も顔も。。。
もう…フランケンやん!